コロナ禍に盛り上がったといわれるキャンプ。最近は落ち着き、キャンプ場の予約が取りやすくなってきたようです。そんな中でようやくわが家もキャンプデビューしました(ログハウスの宿泊経験はあります)。
テントって高額ですよね。私は飽き性で興味関心が次々と移り変わっていくので、「数回の利用でもう飽きた」という時のために、リスクを抑えてメルカリで中古を探しました。
メルカリでキャンプを購入した感想と、買い足した最低限のギア、実際に使った感想などをお伝えします。
コールマンの「タフシリーズ」を購入
数あるアウトドアブランドの中でも「コールマン」は低価格でタフだと聞きつけ、テントはコールマンで狙い撃ち。母子キャンプ(小学生連れ)がメインなので、一人で設営できる簡単さが売りだというドーム型を選択しました。
「タフドーム/2725」は、2017年に発売された古いモデル。古い型なら安く買えそうなので、使用回数が少なめのものを探し、数回使用で7000円程度のテントを購入しました。
ご存知の通り、テントにはたくさんの備品がついています。メインポールなどが欠品していると別で購入する必要があり、高くつくかもしれません。今回は余分な出費を抑えるため、公式サイトで備品を確認してから欠品が少ないものを狙いました。
インナーシートやグランドシートも意外と高価なので(インナーシート&グランドシートのセットは1万6千円程度)、付属しているテントを購入できてよかった…と思っています。
※2024年9月時点、コールマンの公式サイトを参照
ペグは欠品していることが多い
ちなみに、コールマン備品の黄色いプラスティックのペグ&ペグハンマーは使える場所が限られるらしく、出品者の投稿でも「使えないので捨ててしまった」というコメントをいくつも見かけました。別のペグを買い直して使っている方が多いようですね。
コールマンのテントは素晴らしいので、ペグは最低限のものが入っている…のかも? テントが風で飛ばされては危険なので、ペグは最初から買い直すつもりで予算を組んでもいいと感じています。
私が買い足したエリッゼのペグは、キャンパーの間で抜群の信頼感を得ている国産の鍛造ペグ。もともと付属していたコールマンのアルミペグも丈夫そうですが、短さと細さがちょっと心配。実際、鍛造ペグは小石サイトの硬い地面にもガッチリと固定でき、安定感もありました。
ペグハンマーは女性でもラクな「合金鋼」をチョイス
ペグハンマーは、腕が疲れにくく、安全に使えるものがいちばん。「YOGOTO」のハンマーは鉄の3倍の硬さを持つという「合金鋼」らしく、しっかりと重い! その分、女性でもあまり力を使わずに打ち込めました。ペグ抜きもラクラクです。
ケースもおしゃれだし、大きめなのでペグ&ペグハンマーを一緒に収めています。使いやすさ・使う人の気持ちがよく考えられている商品だと思いました。
暴風雨にも耐えた日本生まれのロープ
ロープもペグと同様、メルカリのテントで欠品が多いようでした。長さ調整をするための自在金具が壊れたり、紛失したりするのかもしれません。
私が購入したのはDaLaCa(ダラカ)のガイロープです。日本生まれのブランドはやっぱり安心感が違います。テントを支えるという大切な役割を持つロープなので、迷うことなく決定。カラーが鮮やかだから夜間で目立ち、足を引っ掛けることはなし。焚き火中に子どもが足を引っかけたりすると…本当に怖いので。
キャンプ当日の夜は強風の大荒れでしたが、丈夫なペグやロープがしっかりと支えてくれました。
買って満足のコールマン寝具
キャンプでもしっかり寝たい。だからコールマンで安価かつタフな寝具を揃えました。初キャンプは9月でしたが、できれば年内にもう一回くらいキャンプをしたいので、これから寒くなることを考慮して「快適温度0度」を選択。息子がよく寝返りを打つので形は「封筒型」。
コールマンの「アドベンチャークッションバッグ」は、広げるとこの通り…フカフカで、布団そのもの。暖かくて寝心地が良く、息子も大満足で熟睡していました。これからの季節でも活躍を期待。
なんといっても収納のしやすさを優先して選びました。折りたたむとクッションになるので、うちではリビングに転がし、テレビを観るときの背もたれとしても活躍中。収納バッグが汚れやすいので、カバーだけ作り直してもいいなと思っています。
エアーマットもメルカリで半額程度で購入。ついでにモバイルポンプも購入しました。このモバイルポンプ、充電式なので、電池式よりも軽いのがいいところ。空気抜きではしっかり抜けるので、マットを小さく畳めます。
以上が、入門編の私がいろいろとリサーチしながら、初のテント泊で買い足した基本のギアたちです。「衣食住」でいうと、主に「住」の部分。ほかに最低限揃えるとしたら、電気代わりのランタンくらいでしょうか。
これで人間としての生活は守られると思うので、「衣」と「食」はシチュエーションや季節にあわせて用意しようと思っています。今回は以前から使っていた4人掛けのテーブル、人数分の椅子、ガスコンロ、家で使っている鍋などを持って行きました。
1日目の昼食は、ビニール袋に入れたカット済み肉と野菜、袋のカレーうどんを煮込んで簡単に。非日常感に息子も大喜びでした。
「あれが欲しかった」と後悔したアイテム
それは、「耳栓」です。テント泊って周りの声が筒抜けで、周辺に賑やかなテントがあるとけっこう気になります。それに、今回は夜中の暴風雨でたびたび起きてしまいました。音が気になるタイプの人は「耳栓」の用意がおすすめ。2000円超えの耳栓などを使ったこともありますが、今は大きくて外れにくい100円ショップの耳栓が気に入っています。
今回、メルカリでテントを揃えたことで、もろもろのギア購入が4万円程度で済みました。モノを大切に使いたいほうなのでメルカリには感謝しています。
メルカリ購入のテントで気軽にキャンプデビュー
「外で泊まる」ために衣・食・住をすべて揃えるのは大変なことだな、と初キャンプで実感しました。でも、テントを中古にしたことで初期費用がおそらく半額ぐらいに抑えられたので、とても満足しています。
メルカリは中古アウトドアショップで売られているテントと比べて安い分、不足している備品がよくあるようです。私はペグ・ペグハンマー・ロープを買い足すことで快適にキャンプ泊ができました。メルカリでテントを購入したいと思っている人の参考になればと思います。
宿泊先:芦ノ湖キャンプ村
今回利用したのは芦ノ湖キャンプ村。「林のようなキャンプ場に行きたい」と考えて選んだキャンプ場です。スタッフが親切だし、お風呂もあるし、価格も控えめで言うことなしでした。
2日目は箱根神社に立ち寄り。名物の「俺のうどん赤®」も美味しくいただきました。ちなみに箱根神社は、著名人や大物政治家も通っていると言われる神社です。ご祈祷をしてもらうと、お土産品が手渡されます。
(母子キャンプでも安心できて、帰りに子連れで寄れる施設があるような関東のキャンプ場、ご存知でしたらぜひ教えてください!)
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